鶴川のあたりに綺麗な散策路とか里山なんてないかな~?と探していたところ、 「旧白洲邸 武相荘」なる古民家ミュージアムがあるのを発見。 白洲・・・といえば、車好きの間では晩年までポルシェを愛した日本の偉人??という認識。 どうやらその白洲次郎・正子夫妻が終の棲家とした邸宅が記念館になっているそうなので休日を利用して行ってみました。 鶴川駅からは徒歩で15分ほどの距離ですが、当日は車で向かいましたので専用駐車場から入ります。 個人の邸宅というより公園みたいですね~ とりあえず来館にあたって事前に調べた情報を少々(笑) 「武相荘」の由来ですが、 戦中の昭和18年に鶴川に引っ越してきた際にこの地が武蔵と相模の境にある事と、 白洲氏独特の一捻りしたいという気持ちから「不愛想」をかけて名付けられたそうです。 なかなか粋な洒落っ気を感じますね。 それではさっそく中へ! 入口をくぐると直ぐに竹林の散策路が続きます 緑が多く季節によっては花も咲いて綺麗なんだろうな~ 自宅にこんな風情のある庭があるなんて羨ましいですね。 しばらく歩くと正面の入口にたどり着きます。 左側に見えるのは車庫を改造したのでしょうか休憩所のようなスペースになっていて、 次郎氏が父親に買い与えられた最初の車「ペイジ」展示されていました。 さらに奥に進みいよいよ正門をくぐります。 それではミュージアムに入る前に白洲次郎・正子夫妻について少々。 白洲次郎 兵庫に生まれ若くしてイギリスに留学、ケンブリッジに学ぶ。 戦後は吉田茂のブレーンとしてGHQとの折衝にあたりマッカーサーと渡り合ったといわれる。 日本国憲法の成立にも深く関わり、いくつもの会社の経営にも携わる実業家でもあった。 晩年までポルシェを乗り回し、軽井沢ゴルフ倶楽部理事長を務める。 白洲正子 樺山伯爵家の次女として、東京に生まれる。幼い頃から能を習い14歳で女性として初めて能舞台に立ち、その後アメリカのハートリッジ・スクールに留学。 帰国後、白洲次郎と結婚する。互いに「一目惚れ」。 戦後は文学、骨董の世界に踏み込み多くの作家を見出すとともに随筆家としても多くの著書を残す。 今更ですが、今まで生き様がカッコイイ車好きの紳士くらいにしか思っていなかった自分が恥ずかしいです(汗) かなり割愛してしまいましたが詳しくは是非公式ホームページをご覧ください。 門をくぐるとすぐ右手に白壁に武相荘と書かれたレストラン&カフェの建物がありました。 こちらでは白洲家にゆかりのレシピで作られた料理を頂けるそうです。 レストランの右手にある納屋には当時使っていた農機具が展示されていました。 ブリキの玩具みたで可愛いですね。 レストランの先にあるのが、茅葺屋根が特徴の母屋になります。 この建物がミュージアムになっていて入館には入場料として1,100円が必要になります。 個人的な嗜好ですが、平屋の家が好きなのでリノベーションした古民家も良いかな…なんて妄想が膨らみます(笑) でも、手入れが大変なんだろうな~ あいにく館内は撮影禁止となっていますので画像とてお見せすることが出来ませんが、 今みてもお洒落な夫妻の愛用品や価値のありそうな陶磁器、昭和天皇の直筆サインの入った写真、 サンフランシスコ講和条約へ向かう機内で書かれた吉田茂をはじめ当時の政治家たちの直筆の寄せ書きなど、 貴重な品々が展示されていました。 また書籍で埋め尽くされた婦人の書斎も一見の価値ありです。 モダンレトロ世界に浸れますので建築やインテリア、書籍に興味のある方にも楽しめそうですね!! ミュージアムの見学が終わり時計を見ると11時を少しまわっていました。 少し早いですがせっかくなので併設のレストランでランチを頂いて帰る事にしました。 天井が高くて素敵な室内には夫妻の肖像画や小物が飾られています。 それにしても、まだお昼前なのにほぼ満席です。 どうやらレストラン&カフェを目的に来られる方もかなり多いようで、私の後の方はウェイティングになっていました。 今回はお洒落なブランチを気取ってクラブハウスサンドとコーヒーをオーダー(^ ^)// お値段もなかなかでしたが雰囲気と美味しさを考えたら「アリ」だと思います。 特に、セットで付いてくるこのスープが脇役だけどイケてました…。人参全部食べられた(笑) 周りを見渡すとオムライスやカレーライスを頼んでいる方が多かったので、多分お勧めメニューですね! 見た目も美味しそうだったので次回は是非食してみたいと思います。 ミュージアム以外はフリーエリアになりますので、 のんびり散策路を歩いてカフェで一休み。なんて素敵な昼下がりもたまには良いですね!! 鶴川の意外な穴場かもしれません。 (管理本部 商品管理 綿貫 記)
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2 月 2021
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